国内外問わずあらゆるメーカーの電動機整備に対応します。これまでの産業用電動機取り扱い実績をもとに、多種多様なモーターの中から、お客様のご予算や設備にあった、適切な機種の選定~導入・交換を実施させていただきます。
オーバーホール、製缶加工、金属加工、溶射加工、各種塗装、コイル巻替、バランスマシンによる調整など、お客様の多様なニーズに応えられるよう豊富な経験を生かし、誠心誠意あるサービスを提供します。
交流かご形、巻線形、直流電動機など大小問わず、現地取り外し作業から当社での分解整備、現地据付、試運転まで一気通貫した作業を行います。
お客様の工場内にて据え付け状況を確認してから、解線・カップリング切り離しなどの作業を行います。どのような場所に設置されている電動機でも、適宜に取り外して自社工場に運びます。
試運転や試験を行い、劣化の状態を分析・把握します。劣化には、長時間運転による熱や電流、ホコリや油などの環境や機械の摩擦など様々な原因があるため現状確認をきちんと行います。目視確認も含め、丁寧に検査します。
モーターを慎重に分解して内部を点検し、状態を診断します。現状は写真に記録します。
※必要に応じて、お客様立ち合いのうえで現状確認して頂きます。
各部品を清掃し、状況に応じて高圧スチーム洗浄・乾燥を行います。
※ベアリングやオイルシールなどの消耗部品は新品交換します。
絶縁物が汚損により劣化する前に洗浄乾燥を行い、絶縁性能を保つことで延命になり、長期使用が可能になります。
絶縁・耐熱・防塵・防湿のため、コイル・絶縁物をワニス(保護膜)でコーティングします。ワニス処理を施すことで巻線部分が補強され、絶縁に強くなります。
部品を回転させることにより発生する回転振動を計測し、さらにその計測データを解析することによって、「釣り合い良さ」(=回転時の釣り合い)の可否を判定し計測装置します。
バランスマシンは回転体の振動を低減する目的で使用され、存在する全ての回転体はバランスの測定・修正を行っていると言っても過言ではありません。バランスを取ることにより製品の性能の向上や長寿化等のメリットがあります。より高いレベルでの納品が可能になります。※お客様のご要望に応じて対応します。
バランスマシンについて詳しく見るコイルの巻き替えが終わったもの、機械加工が終わったものについては、慎重に組み立てていきます。パーツの洗浄が不十分でないか、ベアリングの嵌め合いや表示の確認など、組立を行いながら最後のチェックをしていきます。
塗料は、ウレタン系・ラッカー系を使用しています。モーターは修理・整備だけでなく外装にもこだわり、他社では行われない3層コートの塗装も施します。
塗装について詳しく見る試運転ルームにて組立後、絶縁抵抗値・巻線抵抗値を測定し、試運転します。電動機を作動させて、適切な整備が行われていることを確認し、確実に性能が引き出されていることを厳密に判断します。
モーターは磨耗により、劣化し、耐久性に限界があります。新品同様に修繕・メンテナンスをしてさらに製品を長寿化することが望まれます。
経年劣化はもちろん、特殊モーター(高周波モーター)は高速で稼働するためその摩耗が大きく製品状態を的確に調整し、精密に整えることで製品寿命を延ばすことになります。
修繕やメンテナンスが終った後のモーターを綺麗に塗装して納品を行っています。
塗装には製品を錆・腐食・薬品・熱・キズ・衝撃などから保護したり、機能性をもたせたり、見た目を美しく仕上げる役割があります。
塗料は、アクリルラッカー塗装、ブラス塗装、ウレタン塗装、エポキシ塗装等目的に応じて使用しています。